僕は福山雅治でできている

福山雅治、どんな女子でも好きになり、どんな男子でも憧れる。
稀代の色男、福山雅治。

そんな彼のオールナイトニッポンが終わる。

僕らの世代って比較的多くの人がラジオを聞いていたと思うんだけど、
僕も中学生の時、夜中ってのがちょっと背伸びした気がして、オールナイトニッポンを聞くのが楽しみだった。
で、多分きっかけは好きな女の子が福山が好きでってことで、僕も聴き始めた。

まあみんな知ってると思うけど、彼の下ネタオンパレードは女子を知らない当時の僕らからしたら男子のディズニーランドで、ほんとそれを毎週聞くのが楽しみだったんだけど、実は人生を変える出会いがあって、それがグリーンデイとウィーザー。

彼もミュージシャンとして、いつものエロからガラリと変わり自分が好きだって曲をかけたんだけど、そこで聞いたのがこの2組。
Basket caseの出だしを聞いた瞬間、ほんと鳥肌がたった。
中学生で当時はネットなんてないし、その頃はミスチルがどピークで、GLAYとかLUNA SEAとかそんなカウントダウンTVで流れるような曲しか聞いてなかった自分はほんと衝撃を受けた。それとウィーザー、あの妖艶さと言うか、不思議な感覚だけどかっこいい!どっちもその頃の自分には、聞いたことのないメロディ、雰囲気。圧倒された。

そこから全て始まったと言っても過言ではないと思う、そこから音楽が好きになり、地元で飽き足らず、渋谷までチャリでタワレコに行って、他のバンドのCDを買い、あーでもないこーでもない言い、憧れた、世界が広がった。

そんなこんなで高校に行くと中学ではクラスにいなかった、似たような音楽を聞いていた仲間に出会い、さらに世界が広がっていったし、それが一つのしるしみたいなところもあったと思う。

だし、僕の下らない下ネタもきっと影響受けてるしって考えると、僕のエロと音楽っていう結構な割合で僕が僕たる要素はひょっとしたら、福山から来てるのかもしれない。

だしね、今の色々みんなが考え、実行してることを遠くから見ると、エロが足りないんじゃないかと思う。エロさがあるから憧れだとかそういうのが生まれてくるとさえ思うんだけどな~、そういう意味でも福山雅治という存在、あの深夜の兄さんであり続ける存在ってすげーなと思う。「色」男っていうのが似合う。

僕にとって、福山雅治はシンガーソングライターを超えた、深夜の兄さんだ。長い間お疲れさまでした!