答えのない旅のはじまりのはじまり

1月からの2ヶ月間に渡る「小学校×商店街」の授業が終わりました!

協力してくださった、商店主の皆様、ボランティアで来てくださった皆さん、
仕事があるにも理解ある対応をしてくださった仕事関係の皆様、本当にありがとうございました。

そしてこのような場を用意してくださった小寺さん、ほぼ毎回手伝いに来てくれた柿沼さん、辻岡くん、新しい授業ということを理解し、進まない回があっても一緒に授業を作り上げてくれた池二小の先生方、そして一緒に授業を担当してくれたみさちゃん、そして影から応援してくれたきいくん、本当にありがとうございました。

これまでに企業を作るとか、実際に職場体験をするっていう授業はあったらしいけど、商店街に協力してもらってのプログラムっていうのはあったのかな?
それくらい1からで大変だった、何よりも大変だったのは、商店街の協力。

これまでのウィロード山王商店街だけでは80人もの生徒を対応できるわけもなく、山王の3商店街にも協力していただいたのですが、説明して協力を得るのはやっぱり大変だった。

僕がイメージすることをわかってもらう。
これがどれだけ難しいことかもよくわかりました。
それくらい僕もイメージが乏しかったということですね、

そんな時助けてくれた各商店街の理事の方たちには頭があがりません。
本当にありがとうございました。

今回、具体的な授業内容は「POPを作る」ということでした。
POPを作ると言っても、

・何のためにPOPを作るの?
・そもそも商売って何?
・働くって何?
・じゃあチームで作るって何?
・POPを作るにはインタビューしなきゃいけないけど、インタビューって何?
・インタビューをする時間って何?
・聞いてきたことをどう具体化する?
・キャッチコピーって何?
・そもそもキャッチって何?

そのために、授業を7回に分けて、少しずつかつ、
先生、児童の協力を得て何とか終えることが出来ました。

結果的に「全然売上に貢献しなかった」という店主の厳しい意見もありました。
だけど、それは商店主だって遊びじゃない、真剣だからこそ、聞けた意見。
少々拗ねている子どもたちに伝えるのはやっぱり難しかったけど、
それも含めて全て体験だっだと思います。

今回の僕らが掲げた授業のテーマは「知る」ということ。
今後どんな大きいことをやろうとしても、現状を知らないと何も出来ない。
だから5年生の彼らにはこれをテーマにしました。

大変なことはいっぱいあったけど、個人的に嬉しかったことは

・最初は少々後ろ向きだった店主さんが、実際に子どもたちがインタビューに来た際の、うれしそうに子どもたちと話している姿、そして店主さんがちゃんと子どもたちに対応してくれたこと、そしてこれはきっとお客さんだと感じているからなんだろうけど、子どもたちにそれぞれプレゼントを用意してくれてたこと。

そして子どもたちが2回目に来る際、ある店主さんが当日対応できないということで日をあらためてくれないかと依頼がありました。それは自分直接お礼を伝えたいという嬉しい言葉、真摯に対応してくれることが何よりも嬉しかったし、子どもたちも嬉しかったと思う。

・あるクラスの男の子、普段の授業は全然聞かず、遅刻も多々あるという子なんだけど、2回目のインタビューの授業の時に、彼から質問の手が上がった、時間だという先生を振り切り、その質問を聞きたかった。その子はその後ふざけながらも男の子でほぼ唯一、ポスター制作の時は脇目もふらずペンを握り、力作を完成させた。

その後店に持って行き、店主さんに制作されたポスターの中からどれがいいか選んでもらったら、その子制作のものが選ばれた。
選ばれたから偉いというつもりは毛頭ないけど、実際にその子が見たらよろこぶだろうなと思うとニヤけてきた。

それまで、通常の授業で多少ダメでも、こういう授業がきっかけで変わるんだとしたら、それってすごいなと思う。

それが良かったことかな。

そして、あとは2つ感じたこと

学校の先生、大変だよ!
いろんな社会起業家がいろんなテーマで戦ってるけどさ、学校も目を向けないと。子どもたちは日本の未来だよ、先生だけに任せてたら、先生が先に潰れちゃうよ。
と思うくらい、先生の激務を目の当たりにした、今回対峙した先生たちのお陰でそう感じたけど、もっと僕らも目を広げて、外部ながらも協力できること、共創(狂騒)できることを探さないといけないなと思った。

そしてもう1つ、
昔スカバンドやってた時の歌で「POPSTAR」という歌の歌詞で

「いつまでも」そのコトバは
闇封じて、今をそう打ち鳴らす

というのを作ったことがあった。
そういつまでもなんて未来も大事だけど、

今だよ!今だよ!ってなんか子どもたちを見てたら感じた。
それくらいライブ感ある感じで、子どもたちは面白かった。

改めまして、このような機会ありがたく思いますし、
正直自分が1番、学んだ気もします。

本当にありがとうございました!

最後に子どもたちに贈る言葉

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みんなが考えたことは
お客さんに「欲しいって思ってもらう」

お客さん、店主、社会がわくわくするような、
「みんなワクワク大作戦」
という名前にしたね。

これはね、言い換えると「その気にさせる」ってこと。

先生はみんなに「世の中に興味を持ってもらい、学ぶ気にさせるってこと」
がアキナイなのかもしれないね。

まっちゃんね、今回の授業をやってみて、
自分が一番学んだ気がするんだ。

大事なことは
「その気にさせる」
ってこと。

普段の授業の問題のように答えがあるわけじゃない。
みんな未来のことを考えて、生きている。
その中で「その気にさせる」ってすごい重要じゃないかなと思った。

その時に必要なのが「キャッチ」だよね、
つかむということ。

キャッチは2つのポイントが有るのがわかるかな??
まず最初は興味を持ってもらう、
次は買ってもらうということ。

そんなことがすごくよくわかったよ。

みんな、どうだったかな??
実際に貼られている様子、そしてお店の人からのコメント。

褒められたかな?アドバイスもらったかな?
もらったコメントはね、全部、真剣なものだったでしょ?

まっちゃん、2回の実地で一番嬉しかったことは、
みんなとインタビューしている時のお店の人の顔。
みんな嬉しそうにインタビューに答えた。
これはね嘘の顔じゃなくて、みんなの真剣さが伝わったからだと思うんだな。

だからね、たとえ今回は売上に貢献できなかったとしても、
お店の人がワクワクして、みんなもワクワクしたなら、
それは大成功じゃないかな。

特定のお店を出しちゃうけど、当日立ち会えなかった山王カフェの菊池さん
みんなに会いたいから「日にち変えて!」って言ってたよ。
本当にみんなありがとう。

なんでまっちゃんが「まちはあきない」ってしたかわかるかな?
「商い」=「飽きない」つまり、
まちにはいつでも楽しめる要素があるよってことなんだな。

例えば君が家がつまらない、学校がつまらない、友達がつまらない
なんてもし思ったとします。
そしたら街に出てみればいい、一人くらい面白いおっさん、おばちゃん、お兄さん、お姉さんがいるから。自分から動くから飽きないんだよ。
待ってたら飽きちゃう。

これは商売だけのことじゃないと思うんだ。
だからね、格言って入れたのは、昔から変わらない、
一つの教えだと思ってるんだ。

だからみんなもこれから飽きずに色々なことに挑戦していって欲しい。

まっちゃん、それが働くってことなんじゃないかなと思う。
人が重いところを力を持って進む、すなわち思いだよね。
だからみんな「思い=自分、他人」を大事に、
これからも頑張って行って欲しいです。

これからも色々なことに興味を持って、ぶつかって、
そして面白い人生歩んで、僕らを「あっ」と言わせてください!

ありがとう!
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