City lights is near you!

あけましておめでとうございます!

僕はこの人生、初めて年越しを東京以外で過ごしました。
まずはゆっくり出来たことがすごく良かった!

だけど特別に何かが変わるわけでは無いなと思いつつ、
それでも敬愛する瀬戸内海と淡路島に触れることが出来て、
なんだかパワーをもらうことが出来ました。
渦潮は海のダンスみたいだった

元旦の夜、東京に帰ってきたんですが、
羽田に付く前に窓から差し込んでくるあの明るさ、
それで思い出しました、そう「まちのあかり」。

僕はAndymoriが歌う「CITY LIGHTS」、
大橋裕之氏が描く「シティライツ」が好きで、
「まちのあかり」って、なんというか誰でも感じるスターや建物のような明るさではなくて、
小さい各箇所が出す明かりの集合体であり、
それにどう気づくか、どう感じるかのような明るさの部分なのではないかと。

で、それってもっと具体的に、ずっとテーマにしたいと思っていたんだけど、
それってなんだろうってずっと思ってて、答えが無かった。
そんな時、僕の埋蔵師としての師匠(嘘)の
糸井重里氏の「インターネット的」という本が空港にあって、
手元に本がなかったので、帰りの飛行機の肴に買ったんだけど、読んで気づいたんだ。

「まちのあかりはちかくにある。」

「ちかく」っていうの「近く」であり、「知覚」。

つまり、近くにあるものに気づく、感じる力。

中の良い美容師さんが言ってた、
「夫婦で同じシャンプーは使わないほうがいい」
つまり、鼻で感じる違いが無いと空気のようになってしまい、夫婦の関係が冷めてしまうと。

それくらい人の感覚ってバカになるのが常だと。

「灯台下暗し」
とも言うけれど、まちってそういう力を秘めてるんじゃないかと思うし、
それをどう起こすか、そう「ゲット・アップ・ルーシー」立ち上がれちんこ!
うちの息子に教わったワクワクする気持ち。

僕だけじゃなくて、相手もワクワクするようなことを
していかないといけないんだと思い、
それってシックスティーナインじゃないか!!

という、これ堂々巡りしていくことがインターネット的と言うやつか。。
すべてはインターネットが悪いという、インターネット的な逃げ方をしつつ、
今年は、「あけましておめでとうございます」の代わりに下記の言葉を送り、
新年の挨拶とさせていただきます。

City lights is near you!

面白いですよね、インターネットで世界が近くになるんだけど、
逆に自分の近くに気づかない。
だから普段からちょっと意識すればいいんじゃないかなと思います。

というと、帰りの京急蒲田で気づいた!
他の行き先がすべて「英語→中国語→韓国語」って切り替わって表示される中、
「印旛日本医大」行きだけは「英語」のままだった。
すごいぞ、くるり!
ああ、印西牧の原か。

って、もう1つ思い出した、
年末、京浜東北がよく止まってて、そんな時京急に仕方なく行くんだけど、
「赤い電車」が流れると、得したなって気分になる。
やっぱりすごいな、くるり!

ということで、本年もよろしくお願い致します!

注1) 我が家の表札も新しくなりました。
嫁の「夜は嫌だ!」の一声で、下記になりました。
作者は石巻マルシェのメンバーで、大森人のみっちーさん作です!
昼のまちだ

※ちなみに夜案
夜のまちだ
注2) 糸井重里氏の「インターネット的」は
まだちょっとしか読んでませんが、これから読みます!
確かに興味深い示唆があって、面白い!

注3) 仲の良い人は知っている、
私のちょっと悪い意味で変わった父親がいるのですが、
彼の名は町田光路、すなわち、「まちのひかり」。
これが因果関係か!インターネット的。

2015.1.2
毎日が元旦で出来ていればいいのに。