ひらく!

本日12/1より健太郎くんに正式にウルサイに来てもらうことになりました。
先々月、大森の盟友であるはずの岸本さんから
「変態か天才しか来ない」
と評を受けたあの人材募集のブログから来てもらうことになりました。

これまで5年間、アルバイトで来てもらったり、
業務委託をお願いしたりしましたが、それでもやっぱり自分一人だった。
それは信用できてなかったり、自分のことばっかり考えていたりとかそういうのも原因かと思うんですが、
本当、誰にも頼れない部分ってすごくあったし、それはめんどくさがっていたのかもしれない。

でもこれからのことを考えた時にやはり人に投資してみようということで、今回決断しました。
それはこれまでに関わってくれた人とのことがあり、このように思えたと思います。
この場を借りて感謝させていただきたいと思っています。

これまで一人ということに甘えて夜遅くまで飲んでゆっくり起きるとか、
気づいたら三浦半島にいたとかありましたが、
そういうわけにはいきません。書類もいっぱい作らないといけません。
稼がないといけません。謝らなければいけません。
それでも賭けてみようと思います。

健太郎くんは元々バンド仲間です。
同じライブに出たのがきっかけで仲良くなりました。
その時、彼は高校の先生でした。
そこから色々なことを経て、今年僕を小笠原まで連れて行ってくれ、素敵な出会いを産んでくれました。

昨日、二人で「サンバイザー兄弟」を見てきました。
二人とも感じていた自分たちがしているライブへの違和感、
今日本で引っ張りだこの脚本家、演出家がどんなことをお客さんに提供し、
対価を得ているのか、それを目の当たりにして、これまでの自分が甘かったと感じました。
それほどに圧倒的な3時間でした。

もちろん企業を持続するために依頼された作業をすることも大事です。
でもその作業すら、自分と領域の異なる彼だからこそできることを丁寧にし、
そこから生まれる価値、届ける相手のことを大事にしていきたいと思っています。

そして健太郎くんにきてもらったのは意味があります。
これまでの大森に来てから3年間、ただがむしゃらに走っていたものの、
周りからは進んでるの?と思われるような牛歩のようなスピードだったと思います。

そのスピードを取り戻すものを共に作っていきたいと思います。
動いてる部分もあり、それは追ってお知らせさせていただきたいと考えております。

最近はあまり競馬に興味を持っていないですけど、
小学生の頃「ダービースタリオン」にはまりました。
僕が作る馬は追い込み馬でした。スピード(父親はニホンピロウィナー)だけを上げるやり方ですね。
後ろから刺されるなら、後ろから刺してやりたい。

僕がやりたいことは3つです。
1つは「旅」、ローカルの持つ魅力をもっと届けたい。
こないだ知人の結婚式で人生初の沖縄に行き、
流れに身を任せ、たどり着いた先であの戦闘服であった
赤いレザーのパーカーを店に置いてきました。

それから何度か食べログに乗った店に電話をかけているのですが、
ドコモのいつも同じおねいさんの「その番号は現在使われておりません」
しか聞こえてきません。
でもそれは組み込まれたツアーでは味わえません。

2つ目は「教育」、2020年に大きく変わる大学入試、そのタイミングでいろいろなことが変わる。
「まちはあきない」って授業を昨年やらせてもらいましたが、
「まちはがっこう」、これはコレカラカイギで初期に話していたことです。

僕は「0から1は生まれない派、0はない」と言い切っていたのですが、
0ってなんだろうって考えていたここ数日で、
「知らない」ということが0なのではないかと考えるようになりました。

知らなければ進めない、つまり考えられないってことですね。
つまりそれが教育のすることなんじゃないかと。
だから0は難しいんですが、あるってことですね。

そして3つ目は「カラダ」。今年1年間、ピラティスをやったり、
針を受けながら東洋医学の観点から色々なことを教えてもらい、
そして様々な本に出会うことで、自分のカラダを知って、
使いこなせ(さ)ないといけないのでは?ということをさらに強く思いました。

それは走るとか運動すればいいって話でなくて、カラダとの付き合い方って話ですね。
逆にそれが強力なパートナーにもなりうる。

この3つは「ひらく」という点で繋がっているんだと思います。
僕がしていたラグビーで1番好きな場面はトライでなくて、ボールが密集から出る瞬間です。
それもできれば理想を言えば、密集ができる前に展開したい。
そんなスピード感を見ると興奮します。
これもまさに「ひらく」感じですよね。

健太郎くんに来てもらったことで
明るく、楽しく、この「ひらく」をより加速させていければと思っています。
ちなみにドメインは今年の頭に取っていたのですが、まだ使っていません。
hiraku.tokyo

まだまだ体制整っていませんが、徐々に整えていきます。
そして12月はそんなことを少しでも体験できるようにということでいろいろとイベントもやります。
二人に、そして二人で描くその先を楽しみにしていてください。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2016.12.1 町田
(小学校の時好きだった女の子の誕生日だ、、)